今、加地伸行著の‘<教養>は死んだか’という本を読み始めたところですが、その中に、「二進
法は、古典『易経』における陰と陽二要素の組み合わせにヒントを得て考案され、コンピュー
ターの開発につながった」という内容の一節がありました。少し調べてみると、易経では陰と
陽を記号で使い分け、いずれかを3つ選択することで、8通りの図形を、6つ選択することで
64通りの図形をつくったようですが、こうしてみると(数字を図形で表現したことを除け
ば)二進法そのもののような感じがします。古典は一見、古くて現代の科学とかけ離れている
ような印象を受けますが、科学を先取りした一面を持ち合わせているようです。古典の中には
現代に生かせるものがまだまだ眠っているかもしれませんね。
10月4日「陰陽説とコンピューター」
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