先週名古屋でピアノのジョイントコンサートに出演
し、ちょっと一息ついていますといつの間にか花粉症
の季節になっていました。
コンクールでは緊張ばかりで中々楽しんで弾けず発表
会となると逆に緊張感が欠けてしまうので、緊張感を
もちながら楽しんで演奏する経験をしてほしい、とい
う先生のご配慮で出演させて頂いた今回のコンサート
ですが、演奏直前となると緊張をとろうという意識ばかりが強くなってしまいました。しかし
演奏中はその意識も少し和らいで、楽しみと緊張が半々に近づいた演奏になったかなと、晴々
した気持ちで演奏を終わらせることが出来ました。
良い演奏というのは緊張と喜びの感覚が絶妙のバランスで混じり合ったときに生まれると思い
ますが、それには聴衆の方々が作り出す雰囲気も重要ですし、本当に難しいものだと思いま
す。
体のよい状態というのも東洋医学からいえば演奏と同じように、体全体そして各部分における
陰陽のどちらか強すぎても弱すぎてもいけない微妙なもので、しかもそれは生活習慣、人間関
係など常に変化する環境に左右されており、良い状態でいることの方が奇跡に近いのかもしれ
ません。
実際私のこれまでお会いしてきた方で、東洋医学的に完全にバランスがいい状態の方というの
は中々おみえになりません。
私たちの体はバランスを保つために日々絶え間ない努力をしていることを忘れずに、毎日の生
活も価値あるものにしていきたいと思います。

