6月9日「梅雨バテを防ごう!」

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じめじめとした不快な季節がやってまいりました。湿
気は、身の回りの物だけでなく人間の体内にも影響を
及ぼします。洗濯物が乾かないと同様、湿気が多いと
汗をかきにくく、体内が水気の多い状態になるからで
す。漢方では、体の水分が過剰になると、消化や汗な
どの水の巡りを司る器官の働きがにぶると考えられて
いますので、結果として益々汗をかきにくい状態にな
り、体内の水気が増える悪循環に陥ります。湿気が原因なら予防しようがないのでは?と思わ
れるかもしれませんが、”消化や水の巡りを司る器官”は西洋医学の消化器系に近いので、消化
器系の動きをにぶらせる冷えた飲み物や冷やして食べるもの(刺身、冷えた豆腐等)を避ける
のが予防法の一つかと思います。体に良いとされる日本食も意外と含まれているので、時期に
よって食べ方に工夫が要りそうです。
汗をかきにくいと熱がこもるので暑く感じやすく、冷たいものが欲しくなる気持ちも分かりま
すが、冷蔵庫を開ける際は少し踏みとどまって、冷たいものを摂るとより汗をかきにくくなっ
て体は逆に暑くなる、という一見矛盾したような体のしくみを思い出してもらえたらと思いま
す。