7月3日「山桃が実りました。」

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先日わが家で赤くなった山桃の実を見つけました。植
え付け8年目にして初めての収穫!たった数個の収穫で
したが嬉しいものですね。山桃というのは和名で、漢
名では楊梅と呼ばれています。桃梅どちらに属する
の?と思うのですが、桃梅共にバラ科、山桃はヤマモ
モ科だそうですので、そのどちらでもないようです。
ちょっと紛らわしい名前ですね。本草綱目(1500年代
に書かれた中国の薬学書)にはその薬効ついての記載がありますが、果実部分は去痰、消化促
進、整腸作用、止瀉作用や、頭痛止め、傷の修復を助ける作用などがあるとされ、種は脚気、
樹皮や根はデキモノなどに用いるとされています。脚気は食糧事情が良くなった今の日本でわ
ざわざ種を治療にまで使うことはないと思いますし、時代の変化を感じます。その時代に必要
な薬効は発見されやすいのであれば、脚気以外の新たな薬効が発見されるかもしれません。
山桃は温暖な地域で育つ植物だそうで、高知県などで多くみられるそうですが、そうしますと
私の暮らす地域もこの”温暖な地域”に当てはまるということでしょうか?この薬学書には生息
地域についての記載もあり、そこには「楊梅が多く育つところにはマラリアなどの伝染病が多
い」とあります。ふと、昔呼んだ司馬遼太郎の「竜馬が行く」に、竜馬がマラリアに苦しんで
いるシーンがあったことを思い出し、これもまんざらではないなあと思うのですが、マラリア
の発生する地域というのは熱帯や亜熱帯地域のイメージがあります。8年目にして初の収穫は、
わが地域の温暖化亜熱帯化を意味するものかもしれないと思うと、手放しに喜んでいいものな
のか、分からないところです・・。