9月5日「余裕」

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先日近くの山に登ってきました。途中は尾根づたいで
になだらかな道でしたが、頂上付近になったところに
壁のような急な階段が立ちはだかり、足が止まってし
まいました。階段の途中後ろを振り返ると落ちそうな
ほどの急な勾配で、振り帰ったことを後悔しながら恐
る恐る登りました。
頂上に着いたところで、そういえば写真を撮る余裕も
なかったと、登ってきた階段をパチリ。下から撮った
方が傾斜の具合が分かり易かったかもしれませんが、
帰りも下ることが精いっぱいで余裕がありませんでし
た。次回は、下からでも写真が撮れるくらいに余裕を
もって登りたいなと思います。
近頃、余裕をもつことの難しさを感じます。余裕のな
い状態が続くと、時間的には余裕が持てる状態になっ
ても、気持ちの方の余裕の持ち方が分からなくなり、
今度は、余裕を持つことを頑張ろうと、休日なのに、
何かしなくてはと焦る気持ちになります。
余裕のない状態ーたるみのない張りつめた糸は、風が吹いても動くことなく、何も感じない状
態となってしまう恐れがあります。生きる喜びを感じない程悲しく、虚しいことはないのでは
ないか、忙しいという言葉がキャッチフレーズのような現代は、そうならないための生きる術
が必要になってきているように思います。
糸は張りきった状態を続けると弱くなり、ちょっとした衝撃でも切れやすくなります。毎日の
生活のなかで、少しだけ自分にご褒美を持つ時間も大切ですね。